エンジニアというリソースを考える二つの視点 -技術か、事業か-
先日、対談形式のインタビューを受けて、「エンジニアの持つ技術力をどう活かすかべきなのか」というテーマがあったので、記憶が新鮮なうちに書き留めたいと思います。
現状のエンジニアの需要供給バランス
各企業の視点で見るとエンジニアが十分に足りているという会社はほぼないのではないでしょうか?
その一方で、フリーランスとして上手くやっているエンジニアは以前にも増して増えてきたのではないでしょうか?
それは、クラウドワークスさんだったりランサーズさんだったりのクラウドソーシングの会社の興隆があったり、 アジャイルの開発思想が普及してきたことからコードクオリティさんやソニックガーデンさんなどのアジャイルを取り入れた開発力のある会社ができて、 技術力を提供することで報酬がもらえる機会が増えたのが大きいのだと思います。 会社に属すべきか、自由を求めて個人のままでいるべきか...働き手のニーズも広がっているのだと思います。
技術に貢献するか、事業に貢献するか
前段で、会社か個人かって話があったのですが、それは「個人の生活」を考えた視点であって、 その先には「世の中をもっと良くしたい」という社会貢献的な欲求も人間にはあるんじゃないかというのが対談での気づきでした。 個人から見たら会社に属していようが、個人でやっていようが本人が満足していれば合格だと思ってましたし、今でもそう思います。 ただし、
会社に属してる ⇒ 技術を会社のために使わざるを得ない 個人でやってる ⇒ 技術で世の中に広く貢献できる自由度が大きい
って見方も出来るんです。
もちろん、ワークタイムは会社のために、それ以外の時間をオープンソースのために
っていうふうに時間を使っている方も大勢いると思いますが、
時間という限られたリソースをどこに向けて活用していくかってのはしっかり考えていかなければならないなと。
いざ企業の中にいるとその大枠よりも事業に向き合ってしまいがちですが、技術で世の中に貢献するって言うことは間違いなく重要なことですし、そう思う人が増えてきたから最近は「技術顧問」という形で複数の会社に関わっている方も多いのではないかと思います。
...そのうち気付きが有る時に更新していこうと思います。
あと、インタビューも記事ができたら紹介させて頂きます。